行政書士みつおの自己紹介

はじめまして、みつおです😃

 

◼︎このブログについて

 

このブログは、相続のことを考えるきっかけになれば、と思って始めました。

私は相続を専門に扱っています。

行政書士の仕事の中でも、相続は依頼人が揉めやすい分野のようです。

相続は揉めやすいです。

実は揉めるポイントは事前に準備することで減らすことができます。

 

行政書士は相続人同士が揉めたときはその案件から離れざるをえなくなります。

揉めると弁護士さんの業務範囲です。

一旦揉めると、時間がかかります。

家庭裁判所の出番が必要になったりします。

弁護士の報酬は行政書士の報酬に比べて格段に高いです。

相続は行政書士が扱える範囲内で収めるのがお得です😃

 

相続税の申告や相続不動産の登記は行政書士はできません。

ですが、協業する税理士の先生や司法書士の先生を紹介します。

弁護士の先生はすべてこれらできますが、やっぱ高くなります。

別々の人に依頼するのは面倒と思うかもしれません。

ただ、それぞれ専門家ですから。

専門家に頼むより弁護士に頼む方が高いんです。

ピンポイントで頼んでいけば、お安くできます。

なるべくお金をかけずに、ご遺族皆さんでやってもらうことが理想です。

なので、割と詳しく書いていることがあります。

でも、普段あまり馴染みがない分野でもあります。

それで難しければ行政書士にご相談ください。

 

費用や時間がかかることは、亡くなった人は誰も求めていません。

想像してください。

自分が死んだ後、残された家族が自分の財産で揉める姿を。

「兄弟仲は良いし、いさかいなどするはずがない」

「そもそも奪い合うほど財産はない」

実際こう思っている方の相続ほど揉めやすいものはありません。

 

奪い合うほど財産はなくても、遺言を残すことはお勧めします。

その過程でいろいろ見つめ直すことがでてきます。

ご自分の亡くなることは考えたくないものです。

最初は遺言まで書かなくてもいいと思います。

自分が利用している銀行口座や支店を妻と共有したりすることも大切です。

使っていない休眠口座があったら解約することも後々混乱が減ります。

 

ご自分の病気についても話し合うといいですね。

かかりつけの病院やいつも飲んでおられる薬など、ご家族とお話し合いください。

延命措置や終末期医療に関する希望もありますね。

臓器提供や献体はどうするか、なども様々です。

 

お墓の問題もあります。

いろいろ考えたり取捨選択するのには時間がかかりますので、

そういうきっかけの一つにでもなれば、と仕事で使う法律のことを中心に書いています。

 

◼︎行政書士みつおについて

 

ここらで、私個人の紹介をします😊

 

宮城で行政書士をしています。

家族は妻1人、子供2人😊

30代後半で行政書士登録して、今40代。

働き盛りです😀

 

中学校、高校、大学とずっと地元で過ごしてきました。

コンピュータが高校の頃から好きで、地元の大学の情報系の学部へ入学し、そのまま卒業。

今でもよくパソコン書いていて、仕事がない日はブログ書いています。

 

なんで今行政書士やっているか、気になりますか?

2011年3月11日、大きな地震ともにこの世のものとは思えない災害が起こりました。

そのときにやたら土埃が多い地元を歩きながら決意したんです。

今までに出来なかったことを少しずつやっていこう、と。

その1つが法律の勉強でした。

 

大学のころ、一般教養で民法や憲法の勉強もしました。

コンピュータと法律は似ている部分があります。

コンピュータはとてもロジカルなものです。

法律も同じです。

ただ、法律は人間が作るのでどこかしら抜けている部分があります。

その抜けている部分が人間であったりします。

穴を裁判官が判例という形で埋めたりして、面白いなあと思っていました。

法律の勉強、好きだったなと震災を機に再燃したんですね。

こういう動機で法律の勉強して、それが行政書士だったわけです。

 

法科大学院を卒業していないので、そういう学歴なしで簡単そうだったのが

行政書士試験です。

でもとても難しかったです。

基礎法学、憲法、民法、行政法、商法・会社法、一般知識、記述式問題。

一般知識って、コンピュータ関係やっていると1、2問正解取れるんです。

SSLとは何かみたいな問題出ますからね。

手続きを電子化しようとする動きに対応してそういう問題も出してるんですよ。

試験勉強は満遍なく過去問だけやっていました。

基礎法学や商法・会社法もみっちりやって穴を作らないようにすることが大切です。

行政書士試験の憲法、民法、行政法、記述式は割と難しい内容です。

しかし基礎法学、商法・会社法は意外と過去問の通りなんですよ。

4点×10問の40点があれば後は一般知識だけです。

 

このブログを見ている人は行政書士に興味あるかと思います。

だから、試験勉強についても書いています。

行政書士試験は過去問の論点が形を変えて出ます。

過去問をずっと解き続けていれば受かると分かったのは何回か受験した後でした。

公務員試験の過去問もやったりしましたが、逆効果でしたね。

多くの資格試験がそうであるように、行政書士試験も過去問が一番の対策です。

だから、これはコツです。

過去問を完璧にすることが突破のカギです。

 

弁護士には憧れていてます。

いつか予備試験を受験して、司法試験を受けたいと考えています。

が、まずは家族を養うことが先決です😯

 

相続を専門としています。

行政書士を始めた頃、たまたま相続の依頼が来ました。

私の両親はまだまだ健在で、自分にとってもあまり馴染みがない分野です。

遺産分割協議って、こんなにお金の話ばっかりするんだ、とか思いました。

経験不足を補おうとたくさん勉強し、今では一番の得意分野です。

 

行政書士登録をする前はSEをしていました。

各種システムの仕様策定、設計、開発や品質評価など手掛けていました。

プログラミングもできます。

 

行政書士をはじめとして士業には法律で職務上の守秘義務が課せられています。

近年SaaS(Service as a Serve)といったクラウドで提供するされるアプリケーションも多くなりました。

行政書士の業務にも使えそうな有用と思えるものは多いです。

しかし、守秘義務を考慮するとセキュリティレベルが十分であるとかそういう要件が気になります。

私もそういったWebで動くアプリケーションを構築していました。

同じように行政書士でもITに強い方が活躍されています。

決まりきった書類をテンプレート化するなど、こういう技術は相性がいいです。

ただその中でも便利さとセキュリティの兼ね合いは大切な要素だと考えています。

 

著作権法も改正されました。

AIの強化学習に使用する場合など、著作権法で制限されなくなります。

デジタル化・ネットワーク化に対応してとのことです。

柔軟な権利制限事項と言われています。

法定相続分を越えて著作財産権を相続する場合、第三者に対抗するには登録が必要になります。

プログラムは著作権登録もできます。

 

時代が変わると人々の常識が変わり、法律も変わります。

規範とされていることが180度変わることもあります。

相続の分野については、非嫡出子の相続分とかですね。

預金債権の相続時の取り扱いなどもそうです。

詳しくはブログの中でも触れたいと思います。

行政書士は幅広い業務分野を持つことが特徴ですが、様々な変化を感じることが多々あります。

 

そういう変化をこの場を借りてお伝えできれば幸いです。

そして、行政書士をもっと身近に利用して欲しいと願ってやみません。